村上春樹レヴューのブログ

自称村上主義者の私が独自の切り口で作品をご紹介します。

2022-04-02から1日間の記事一覧

【アイロンのある風景】(『神の子どもたちはみな踊る』より)

今回も奇妙なタイトルのついた作品のご紹介です。『アイロンのある風景』とは鹿島灘の小さな町に住む三宅さんが、阪神・淡路大震災の直後に描いた絵のタイトルです。「流木が燃える冬の海岸」「全てを一瞬で壊滅させた地震」「部屋の隅に置かれたアイロン」 …